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カボチャの種(2011.10.14.)(2017.2.8.更新）
最近、スーパーやコンビニの棚にも置いてあるカボチャの種。いろいろな効能があるようですが、私の周りに紹介して現時点確認できているものは、抜け毛（地肌が透けて見えるレベルが、1年ほどでほとんど見えないレベルにまで回復した方がいらっしゃいます）と夜間頻尿です。もし、興味を惹かれる部分がありましたらお試し下さい。
【カボチャの種の効果】
カボチャの種には、若返りのビタミンと言われ抗酸化作用のあるビタミンEをはじめ、ビタミンA、B群やC、そして亜鉛などのミネラル類が豊富に含まれています（特筆すべきは亜鉛が多く含まれていること）。
以下のような効果があると言われています。
●貧血
●中性脂肪の低下
●強壮作用
●疲労回復
●老化防止（抜け毛など）
●眼精疲労
●更年期障害
●夏バテ予防、夏バテ解消
●泌尿器系疾患の改善
●老廃物排出（便通をよくし利尿を促す）
＊「亜鉛」は、タンパク質の合成や代謝に深く関わり、血糖値の上昇を抑えます。
亜鉛がきちんと摂取できていると体全体の活力がアップするので、老化による
抜け毛予防等が期待できます（亜鉛が不足すると疲れやすくなり、味覚や臭覚
の異常、血糖値の上昇、抜け毛等様々なトラブルが起こります）。
＊「ビタミンB群」は、ストレスの緩和や体力の回復、栄養素の代謝を助けてくれ
ます。
【カボチャの種の食べ方】
水できれいに洗って天日干しにします。よく乾燥したらフライパンで表面に焦げ目がつくまで空煎りします（水気の取れた種を天日干しせず、殻の付いたまま、じっくりと空煎りするでもＯＫ）。蓋つき瓶に乾燥剤を入れて保存し、毎日10粒前後食べます。
◇毎日摂り続けることが大事で、一度にたくさん食べればいいわけではありません
（一日、最大でも20粒程度）。
◇12ｍｍぐらいの小さい種が食べやすく美味しいです
（特にお薦めは、島カボチャの種！）。
（補足）
亜鉛が多く含まれている食品は、他に牡蠣、カニ、ウナギ、帆立貝、牛・豚の赤肉、レバー類、ナッツ類、タラコなどがあります。
大きな手術を受けた患者さんは、体内の亜鉛貯蔵量が急速に落ち込みますが、亜鉛は傷の治りに関係が深く、亜鉛が十分に摂れていると、回復のスピードが３倍早かったという報告もあります（アメリカ、ミズーリ大学では、手術を受けた直後の患者さんに亜鉛マーカーをつけたものを投与したところ、亜鉛はまず傷口の組織に集まり、傷が完全に治ったあとで、他の部分に移動したといいます）。
ちなみに、手術以外の亜鉛消耗原因には、食事に精製加工食品が多い、カルシウムの摂り過ぎ、アルコールの飲みすぎ、利尿剤、強いストレス、下痢続きと色々あります。
以下のような兆候があったときは、亜鉛不足が生じているかもしれません。
・傷や病気回復の遅れ
（生まれ変わりの速い組織、消化管、免疫細胞が影響を受けやすい）
・肌が荒れやすくなった
・発育の遅れ
・味が分からなくなった
・毛の抜け落ちる量が増えた
など
（参考書籍）
・薬ギライな人 薬の飲めない人のための民間療法（東畑朝子監修）2002年、
及びネット情報
